よつば日吉産直での2015年 2月のコラム ②

2月18日水曜日。寒い朝でしたが、南丹市園部町の田んぼの畔(あぜ)に菜の花がにょきにょきと伸びていました。

寒い寒いと言っても確実に春が到来しているのだなぁ・・・と含み笑いをしながら車を走らせて、日吉町仏原の産直センターに近づくと急に吹雪が・・・積雪も凄い! まだまだ春は遠いのか・・・。

2月19日木曜日。二十四節気の『 雨水(うすい) 』でした。『雨水』とは「降る雪が雨へと変わり、氷が解け出す頃のこと」だそうです。その雨を【雪解雨】(ゆきげあめ)と呼ぶそうです。雪も降りますが、そんなに積もることもなく(一部地域を除きます・・・)木々には既に新しい芽吹きが始まっています。我が家の木蓮が新芽を芽吹かせているかと思うと、足元を見れば、水仙の芽吹きが・・・そして、仕事中にも雨や霙(みぞれ)が降ったりやんだり。その合間に晴れ間が出て、虹も出てきました。う~ん・・・心和むなぁ・・・

二十四節気のそれぞれの節気を三分割して、【七十二候】というのが有ります。『 雨水 』だと①初候「土脈(どみゃく)潤い起こる(新暦2月19日から23日ごろ)」②次候「霞(かすみ)始めて雲逮(たなび)く(新暦2月24日から28日ごろ)」③末候「草木萌え動く(新暦3月1日から4日ごろ)」となります。地球温暖化が叫ばれて久しいですが、季節は、おおよそ二十四節気や七十二候の通りになってるもんだなぁ・・・と。昔の人たちは、どのようにしてこれらを造りだしたのだろうか?毎年統計を取って、趣深く書き上げたのだろうか・・・?兎に角、昔の人は偉かった!

2月20日金曜日。いつものように配達業務に勤(いそ)しんでいました。時々、ラジオを点けるのですが、その時

DJの方から悲しいお知らせが・・・「 【シーナ&ザ・ロケッツ】のヴォーカリストである、シーナさんが子宮頸癌の為、2月14日にお亡くなりになりました。61歳でした。 」・・・中学生の時にテレビで観て、ショックを受けたバンドでした。ヴォーカルのシーナさんのレザーのビキニ姿にロングソバージュヘアー、真っ赤な口紅、超!ハスキーヴォイス。夫でもあるギタリストの鮎川誠さんのコテコテの九州弁とロンドンを意識しまくったサングラス、Gibson Les Paul、細身のスーツ。演奏が始まると、決して上手とは言えない演奏なのにどんどん引き込まれていく【音】。

≪ これぞ!ロック! ≫の一言でした。『 Rock 』に触れた事が無い方が観たり聴いたりすれば、とっても猥雑で下品でヘタクソで・・・な印象を受けられると思います。しかし、そうであればあるほど『 Rock 』とは輝きを増すものなのです。それからというもの、どんどん彼らの音楽に傾倒していきました。

『 音楽 』というものを最初に意識し始めたのは、小学生のころだったでしょうか?貸しレコード店で訳も分からず色んなLPレコードを借りては、家のステレオで聴いていました。あの、針を落とす瞬間。あのドキドキ感。「どんな音が流れるんやろ?」・・・やはりCDとは違いますねぇ。今思い返してみると、借りていたレコードの中には、チャックベリーやエルビスプレスリー、マイケルジャクソン、マドンナ、デヴィッド・ボゥイ、YMO(細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一)、忌野清志郎、当時のアイドルである中森明菜(照笑)などなど・・・そして、その色んな影響を受けて、どんどん音楽にのめり込んでいきました。中学生のころは、友達から2,000円で買ったギターを弾き始め、高校生ではベース、大学生になると、ギターは勿論のこと、ピアノ、ドラムやパーカッション、トロンボーンなどにも手を出しました。下手の横好きです・・・当時から興味はあるけれど、チャンスがなくて弾けていないのは、バンジョー、マンドリン、ヴァイオリン、チェロ。最近では、「ヴィオラ・ダ・ガンバ」という古代楽器に興味津々です。凝り固まった音楽性ではいけないと思い、私の音楽の守備範囲は「 ClassicからHeavy Metalまで 」となっております。会員の皆さんのお好きな音楽も、是非とも教えてくださいね。何事も日々勉強ですから。

 もう20年も前のこと。私が、京・錦市場でアルバイトをしていた時、ふと、通りに出ると・・・なんと!鮎川誠さんが歩いているではありませんか!!京都市内はライヴハウスも多く、その日はLIVEだったのでしょう。私は緊張の余り立ち尽くし、「 あ、あ、鮎川さんですか?? 」と訊くと、「 あぁ・・・そうタイ。 」と低い声の九州弁でした。その後ろには、シーナさんがいらっしゃって、ニコニコ顔でした。「あ、あ、握手してください!!」と訳も分からず手を差し出しました。すごい大きくて無骨な右手でした。シーナさんにも握手を求め、「LIVE、頑張ってくださいね!」と言うと、「うん!アリガト!じゃあね!」とウインクをして、指をパタパタっとさせて立ち去られました。

 美空ひばりさんをして、「 あんな歌い手はあと100年、いや、200年は出てこないだろう。 」とどなたかがおっしゃってましたがシーナさんのようなあんな“ロック!”な女性ヴォーカリストは中々出てこないでしょうね。

シーナさんが亡くなったと聞き、なんだか、自分の淡い思い出の一部が抜け落ちてしまったようで、哀しいような空しいような・・・そして、代表曲『 レモンティー 』『 Dream&Revolution 』『You May Dream』などがラジオから流れていました。2月22日日曜日。You Tubeで動画検索。当時のグイグイの演奏を、我が娘(2歳)とノリノリで観ていました。他の動画では、2008年、シーナ&ザ・ロケッツと仲井戸“CHABO”麗市(元RCサクセション)が『 雨上がりの夜空に 』を演奏していました。今となっては、この映像の、シーナさんと忌野清志郎さん(この時は癌で入院中)はもういない・・・どちらも、超!ウルトラ!スーパー!スペシャル!インパクトのロックンローラーでした。少し、いや、かなり目頭が熱くなりました。現在のビジネス化してしまった音楽業界に、彼らのようなミュージシャンが現れて、一石どころか大きな岩石を投じて、グルグルと掻き混ぜてくれないでしょうか?これぞ正しく『 Rock&Roll 』!!!!!!


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by Akira-1206 | 2018-10-02 19:53 | こ そ あ ど
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