カぁ~ラぁ~スぅ~ なぜ 鳴くのぉ~

 




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    ここ1週間ほど
   やたらと【 カラス 】が
   ♪ カーカーカー
   と啼いているので
   「繁殖期なのかしら?」
   と思いながら
   wikipediaで調べてみたところ
   やはり、
   春~夏にかけてが繁殖期であり、営巣期でもあるそうで。。。

    そして、僕的には
   カラスは、そんなに忌み嫌う動物ではなく
   何か不思議な力を持っていそうだなぁ~
   と考えていた。

    「人が居ても、そ知らぬ顔でゴミを漁っている」
   イコール
   「人懐っこい」
   ということなのかな?
   とも思っていた。


   そして、色々読んでいくと
  僕の大好きな
  「 神話・伝承・言い伝え 」
  が出てきました。
   
   以下は、その抜粋です。
  かなりの長文ですが
  興味深い内容ですし、
  これを読めば
  きっと、あなたも
  カラスを毛嫌いしなくなるかも??

   

   では、どうぞ~





  神話・伝承 として太陽の使いや神の使いという神話や伝承が世界各地にある。
 元は違う色だったカラスの羽毛が、何らかの原因で真っ黒になってしまった、という伝承が世界各地にある。
 視力が高い、見分ける知能もあるということから「炯眼・慧眼」とされ、
 神話や伝承において斥候や走駆や密偵や偵察の役目を持つ位置付けで描かれることが多い。

 熊野牛王符(熊野速玉大社)カラスは古来、吉兆を示す鳥であった。
 神武天皇の東征の際には、3本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」が
 松明を掲げ導いたという神話がある。





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 この言い伝えから、八咫烏やカラスは家紋としても利用されており、
 有名なところでは熊野の雑賀党鈴木氏が存在する。



  カラスは熊野三山の御使いでもある。
 熊野神社などから出す牛王宝印(ごおうほういん=熊野牛王符)は、
 本来は神札であり、近世には起請文を起こす用紙ともされたが、
 その紙面では、カラスの群れが奇妙な文字を形作っている。
 これを使った起請を破ると、熊野でカラスが3羽死に、その人には天罰が下るという。
  また、「誓紙書くたび三羽づつ、熊野で烏が死んだげな」という小唄もある。



  長野県の北信地方に伝わる「烏踊り」といわれる民謡と踊りがあり、
 足さばきにおいて九種類の型を繰り返すことから、
 修験者である山伏が唱えた呪法である九字切り(九字護身法)を
 手ではなく足で行ったとされる。
  このことと、山岳信仰を起源に持つ修験道では、「カラスは神の使い」
 とされてきたことと合わせて、この烏踊りは山岳信仰に基づく
 烏に対する信仰と修験者の踊りが、民謡になっていったと考えられている。




  民話のひとつには次のようなものがある。
 「カラスは元々白い鳥だったが、フクロウの染物屋に綺麗な色に塗り替えを頼んだところ、
 黒地に金や銀で模様を描けば上品で美しく仕上がる
 と考えたフクロウはいきなりカラスの全身を真っ黒に塗ってしまい、
 怒ったカラスに追い掛け回され、今ではカラスが飛ばない夜にしか表に出られなくなった。
 カラスはいまだにガアガアと抗議の声を上げている」というものがある。

  別に伝わる民話では
 「欲張りなカラスの注文に応じて様々な模様を重ね塗りしていくうちに、
 ついに真っ黒になってしまった」というものもある。




  日本を始めとし中華文明圏の周辺国に、
 伝わる3本足のカラスという外形そのものは、中国起源の「日烏」である。
  中国では古来、太陽にはカラス、
 月にはウサギまたはヒキガエルが棲むとされてそれぞれの象徴となった。
 月日のことを「烏兎(うと)」と呼ぶ用例等にこれが現れている。

  足が3本あるのは、中国では奇数は陽・偶数は陰とされるので、
 太陽の象徴であるカラスが2本足では表象にずれが生じるからである。
 このカラスの外形の起源に付いては、
 黄土の土煙を通して観察された太陽黒点から来ているのではないかとする説がある。
  清朝においては、太祖がカラスに命を救われた逸話に基づき神聖な動物として尊重された。




  イギリスでは、アーサー王が魔法をかけられて
 ワタリガラス(大ガラス)に姿を変えられたと伝えられる。
 このことから、ワタリガラスを傷付けることは、
 アーサー王(さらには英国王室)に対する反逆とも言われ、
 不吉なことを招くとされている。

  また、ロンドン塔においては、ロンドンの大火の際に大量に繁殖した
 ワタリガラスが時の権力者に保護され、ワタリガラスとロンドン塔は
 現在に至るまで密接な関係にある。

  なお、J.R.R.トルーキンのホビットの冒険作中に、
 ワタリガラス(原文は Raven。訳書によってはオオガラス)の一族が登場するが、
 これも英国王室に少なからぬ関係を持つワタリガラスを尊重しての登場だと言われている。
 ただし、指輪物語にも登場するクレバインと呼ばれる大鴉たちは
 むしろ邪悪の陣営の走駆としての役どころである。




  ケルト神話に登場するバズヴ、ヴァハ、ネヴァンの三位一体の女神(戦いの神)
 とされるモリガンは、戦場にワタリガラスの化身となって表れる。
 もしくは、肩にカラスが留まっている姿で描写されたり、
 三位の一つであるバズヴがカラスの化身であるとされるなどとして、伝承される神である。
 神といっても清廉や崇高な印象ではなく、戦場に殺戮と死をもたらすものとして描かれることが多い。




  北欧神話では、主神であり、戦争と死を司る神、オーディンの斥候として、
 2羽のワタリガラス「フギン(=思考)とムニン(=記憶)」が登場する。
 このワタリガラスは世界中を飛び回り、オーディンに様々な情報を伝えているとされる。




  ギリシア神話では太陽神アポロンに仕えていた。
 色は白銀(白・銀とも)で美しい声を持ち、人の言葉も話すことができる非常に賢い鳥だった。

  しかし、ある時にカラスは、
 天界のアポロンと離れて地上で暮らす妻コロニスが、
 人間の男であるイスキュスと親しくしている(見間違いとも)とアポロンに密告(虚偽の報告とも)をした。
 アポロンは嫉妬し怒り、天界から弓矢で矢を放ちコロニスを射抜いてしまった。

  死ぬ間際に「あなたの子を身ごもっている」と告げたコロニスの言葉に、
 我に返ったアポロンは後悔し、
 きっかけ(密告した・虚偽の報告をした)を作ったカラスに行き場の無い怒りをぶつけ、
 その美しい羽の色と美声と人語を奪った。
  カラスは天界を追放され、喪に服すかのように羽は漆黒に変わり、
 声も潰れて、言葉を話すどころか、醜い鳴き声を発することしかできなくなった。

  異説として、アポロンの走駆や密偵または水くみの仰せをつかったカラスが、
 地上で道草をしてしまい地上の状況の報告または水くみが遅れ、
 「嘘をついて言い訳をした」または「コロニスとイスキュスの密会をでっち上げた」というものもあり、
  水くみについては、仕えたカラスの死後、
 天上に星座としてかたどったとしながらも、コップ座がちょうど
 からす座の嘴(くちばし)に届かない微妙な位置にあることから、
 水くみの異説を裏付けるものとして捉えられている。





  古代エジプトでは太陽の鳥とされた。

  メソポタミアを中心に旧約聖書・『創世記』5章から10章でも伝わる
 世界を襲った大洪水の後に、『創世記』8章7節において、
 炯眼から偵察として初めて外に放たれた動物である。
 洪水後、船から放され、水がひいたことを知らせた。
  旧約聖書ではカラスに次ぎ鳩が放たれた。




  北米先住民トリンギット族(クリンギット)と
 トリンギット亜族(チルカット族・ツィムシアン族・ハイダ族)に伝わるカラスは、
 創世に関わるものが複数あり、代表的なものとしては、
 「ワタリガラスが森を作り、人を始めとした生き物が住み着いたが、
 あるときに寒波が襲い、生き物は死に絶えそうになった。

  一計を案じたワタリガラスは、ワシに太陽まで飛んで行って
 そのかけらを持ち帰ってほしいと頼んだ。
 ワシは承諾し、身を焦がしながらも火を持ち帰り、大地の様々な所に火を灯した。

  それが、生きとし生けるものの魂となった」というものがあり、
 この伝承の影響からかハイダ族は、
 カラス族とワシ族の2部族に分かれている。








    いかがでしたか?
 
   僕的には、
  中国の「 三本足の言い伝え 」
  ギリシャ神話
  が興味深いな、と。






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   「 フクロウの染物屋 」のお話は
  小さい頃に絵本で読んだなぁ。。。
  と感慨深くなりました。


   
   ちょっと、カラスが崇高な存在に思えてきた。。。
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by Akira-1206 | 2011-07-30 08:36 | こ そ あ ど
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