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遊牧民

京都・美山町に住んで、6年半が過ぎた。

森林組合に勤め、山に入り、木を伐った。

ついでに、右足首もチェーンソーで切った。

よつばデリバリーで、4年、働いた。

いま、ゲストハウス経営をしようとしている。

ただ、この場所では、無理だと判った。

仕方がない。

引っ越しだ。

「 リノヴェーション、しまくってるのに、もったいないんじゃない? 」

「 愛着、あるでしょ・・・? 」

「 淋しくなるね・・・ 」


有り難い、御感想を頂いたおります。

かれこれ、11回の引っ越しをしてきました。

職も20職以上、渡ってきました。

僕の人生、まるで、遊牧民。

より良い場所を見つけるために。

動物たちが、水を求めて南下・北上するように。

サーカス団が、人々に期待と興奮を与えるため、街々に移動するように。





新しい場所が、あるのなら、

「 愛着 」はあるけれど、

「 未練 」はない。


家人には、迷惑と心配を掛けている。

「 道楽 」という観点では、

たしかに、そうかもしれない。

しかし、

「 人生という道を楽しんでいる 」

と考えれば、良いのではないか?



もし、

次、

良い場所に巡り合えれば、

そこに、降り立つ準備と心づもりを

しています。


その時は、

この、愛着のある家を見に来てください。

今の家で、送別会。

そして、次の場所で

歓迎会。

次の場所は、

今より、もっと、

良い場所になりますように。






# by Akira-1206 | 2019-01-01 11:03 | こ そ あ ど

教育、ってなんだ?

みなさま、御意見、頂きたいです。

今日、家内と娘が「就学時健診と入学に関する説明会」というものに参りました。

僕は、本日、帰宅が21時30分ごろ、女子2人は、食事&風呂を済ませ、ボチボチ、床へ・・・

だったのですが、娘が、
「 きょう、な。なんか、いろんな べんきょう、させられてん。  すうじ、とか、もじ、とか。 えいごも、よまされたり、かかされたりしてん。 でもな、ぜんぜん、よまれへんかったから、おもしろくなかった・・・」

僕は、肌身離さず手帳を携え、事あるごとに、予定を書き込んだり、歌詞や人生のヒントを書き込んだりしている。デジタルではなく、アナログで。2Bの鉛筆、もしくは、シャープペンシルで。

それを、産まれてから、ずっと見てきた娘。
何時の頃からか、文字に興味を持ち、口語文を、文字に書き落としている。
「 ま 」「 は 」なんて、鏡に映っているように反転しているが、それも、また、良し。と僕たち夫婦は考えている。
ほぼ、毎日、何かしら、文字をしたためている娘。好きな時間に、好きなように。
右脳をフル回転させて、表現している。

その、娘が、「 いやだった。 」と、半べそをかいたのだ。絵を描くこと、文字を書くこと、歌を歌うこと、ダンスを踊ること、が大好きな、ひとりの人間が。たった5歳だが、きちんとした、人格のある、人間が。

家内も、どういう内容の健診かは、訊かされていなかったそうで、
どうも、「 発達診断 」なるものだったらしいのです。

いやだなー。
「 発達 」って、響き。
まだ、5歳なんですよ。うちの娘。
文字も、本人が好きで、始めたこと。
僕たちは、全く、強いていませんからね。
文字、書けなくても、数字、弱くても。
いーじゃん、そんなこと。
そういう学びは、中学からで良いんですよ。
小学校のうちは、大いに遊ばせること!!
一応、夫婦二人とも、大学卒ですが、学歴なんて、どーーーーでもよくて。
娘、中卒で、結婚しても、全く問題ない、と考えてます。
んで、こども、5人ぐらい産んでくれたら、「 でかした!! 」って、大喜びですよ。
薪割りとか、大工仕事とか、田畑とか、山仕事とか・・・うんと、仕事してもらう(笑)ま、半分、冗談。
思いっ切り、面倒見る。ってか、「 ~歳までに、こうあるべき。 」って、子どもに当て嵌めるの、おかしいぜー!じゃあ、30歳までに、こうあるべき。40歳までに、こんなオトナに。って、馬鹿馬鹿しいよねー!ま、そんな、本、出版されてるけどね。ごめんなさい、ぼく、もうすぐ46歳ですけど、無職です。貯金、ゼロです。
感情に正直です。すべて、直観とテレパシーで生きてます。ハタチの頃より、もっと、扱いにくいです。まったくもって、未発達です。
・・・・・
なんだか、すごーく、辛かったろうなぁ・・・
と、思ったので、僕も、少し涙が出ました。
そして、娘を、ギュ~~~~~~っと、抱きしめて、ナデナデしました。
そして、「 おやすみ、ね。 」と。南丹市教育委員会と所属小学校に、申し立てに行こうかと考えているくらいです。怒涛の怒り、ではなく、冷静ですよ。 非常に。こんなこと、キャンキャン言う事じゃないですからね。でも、波風立てるのは、大好きなので(笑)波風って立てることによって、世の中が少し変わりますからね。立て方にもよりますが。ま、でも、「 ほっとけ 」と、自答もしています。賢明なる、皆さま。賢明なる、御意見をば、頂きとうございます。何卒、宜しくお願い致します。

# by Akira-1206 | 2018-11-08 23:33 | こ そ あ ど

ジュリーは永遠のスーパースター



 連日、ジュリーこと、沢田研二さんのコンサート、ドタキャン事件が騒がれている。

 本当かな?

 と思うところが多々ある。

 というか、

 「 ええやん 」と思う。←ダブルミーニングという意味で。

 ジュリーは、スーパースター。

 僕が物心付いた、5歳頃。

 テレビで、すごい人が歌っていた。

 長髪で、スマートで、

 色っぽい歌声で、

 カサブランカな白い帽子をフリスビーのように放り投げ、

 シースルーのラメラメ・シャツを着て、

 バリバリのメイクをして、
  
 でも、コントもセンス抜群のアドリブで・・・・



 自分が

 「 カッコいい!! 」

 と思えることだけを、やり続けてきた人。

 他者が、なんと言おうと、

 貫いてきた人。


 「 太った 」

 「 禿げた 」

 「 年取った 」

 誹謗中傷の嵐。

 まぁ、それだけ、有名人ということなんだろうけど。

 23年前に

 京都会館にコンサートに行った時、

 ヒット曲は、殆ど、歌わなかった。

 今も、そうらしい。

 それの、なにがいけないのか?

 ジュリーが

 「 カッコいい 」と思うことをしているだけ。

 その、初志貫徹性が、「 カッコいい 」のだ。

 それが、「 スーパースター 」なのだ。



 お顔の写真を見ると、

 「 おじいちゃん♡ 」と思える。

 でも、

 一旦、ステージに上がり、

 スポットライトを浴び、

 マイクを持った途端、

 凄いオーラ、なんでしょうね。




 僕の、帽子好きは、彼から始まったと言っても

 過言ではない。

 小さな頃の、僕が写っている写真の殆どは、

 帽子のツバを目深に斜めにしてかぶっている。

 立ち方も、あんな立ち方だ。



 彼を知って40年。

 僕にとって、

 『 沢田研二 』は、

 永遠の、スーパースター、だ。







 

# by Akira-1206 | 2018-10-25 05:06 | こ そ あ ど

新しい道のり



 娘が、また、泣いた。

 今度、保育園の行事で、動物園に行くのだそうだ。 バスに乗って。

 そこに、僕と、家内も一緒に行くと思っていたらしく、

 児童だけで行くのだと判って、泣き出した。

 ある程度、泣いたら、泣き止んだのだけれど・・・




 秋口から、矢鱈と、泣いたり、怒ったり、悪態をついている。

 「 ナーヴァスなんだろうなぁ・・・ 」と鑑(かんが)みる。

 というのも、

 僕が、家庭教師&塾講師(中学生対象)をしていたころ、

 子供達は、やはり、ナーヴァスであった。

 親御さんは、「 大丈夫でしょー 」と、気にも留めない方がいた。

 「 何故ですか? 」と、歩み寄って下さる方もいた。

 僕が、思うに・・・

 大人になってからでも、車の運転で、知らない街に差し掛かった時、

 少し不安になったり、アドレナリンが出る。

 いわゆる、「 ナーヴァス 」だ。

 就職の面接がある。 引っ越しして、御近所周りをする。  仕事で初対面の方との交渉事。

 やっぱり、「 ナーヴァス 」だ。

 大人でも、不安なんですよ。

 それに比して、中学生なんて、まだまだ、生まれたての赤ん坊のようなもの。

 人生経験も少ない。親の保護・庇護の下。

 だのに、

 「 どこの高校に行くかによって、その後の人生が左右される 」

 というような、一部の歪んだ思考を持つ大人たちによって、精神的圧力をかけられている。

 僕が受け持った生徒のうち、受験後、燃え尽き症候群に罹ってしまって、

 しばらくの間、

 一桁同士の掛け算(3×2、4×6とか)を、足し算としか認識しなくなったし、

 何を質問しても、「 え~・・・・・ 」とか「 う~ん・・・・・ 」ばかりの受け答え。

 「 何か、理由は判らないけど、涙が出る。 」とか。

 だのに、その親御さんは、

 「 入学式が終わったら、実力テストなのよ! それに向けて、勉強しないと!! 」

 と、現状を見てらっしゃいます? のお言葉。




 そんな、小さい体と心に、なんと言いなさるの??




 現在、就学前から、ひらがな、計算、英会話を

 「 刷り込んでいる 」親御さんが、いらっしゃる。

 我が娘には、全く、そのようなことはしていない。

 しかし、

 僕が、いつも、手持ちの手帳に、いろーんなネタを書き込んでいるのを見ているからか、

 いつの頃からか、「 『 へ 』って、どう書くの? 」とか、

 「 『 おてがみ 』って、どう書くの? 」などと、訊いてくるようになり、

 その都度、紙に書いている。

 もう、ほぼ、解読不可能そうな文字で(『 お 』が左右反対など)

 一生懸命、文字を書いている。

 もちろん、僕たち夫婦は、それを、

 「 紙の無駄だ! 」などと言って、制止しない。

 イベントの場で、娘のそれを見て、

 あるお母さんが、御自身の娘さんに

 「 ○○ちゃんも、書けるようにならないとね!! 」って

 冗談交じりだが、少々、本気な口調で言っていた。

 「 児童教育 」に、最近、重きを置かれる風潮に成って来たのは良いのだけれど、

 それが、どんどん、低年齢化してきている。

 かつ、本来の「 児童教育 」から、乖離(かいり)してきているような気がしてならない。

 日本人の悪い癖ですね。

 うかっとしていると、面子やら体裁やら、学歴やら・・・にすり替わってゆく・・・

 もし、娘が、勉強が出来なくても、全く責める気持ちは御座いません。

 所詮、文部科学省が定めた枠内での学習範囲ですもの。

 狭い狭い!

 
 でも、もし、それで、娘が、

 「 めっちゃ、悔しい! 勉強、教えて!! 」

 と言ったなら、とことんまで付き合いますよ。

 もちろん、怒らずに。 冷静に。 何度でも。 繰り返し。

 怒ると、「 脅育 」になりますからね。

 「 教育 」ですから。
 


 我が娘、来春から小学生。

 もしかしたら、自分では、自覚していなくても、

 周りが、そのようなことで、ピリピリしているから、伝染しちゃったのかなぁ~・・・

 と、思い、質問してみた。

 「 最近、泣くこと、多いよね? どうしてかな?? 」

 「 わぁからぁん・・・ 」




 だよね。



 大人でも、

 なんだか判らないとき、涙が出るもの。





 子供なんて、一日のほとんどを

 「 感覚 」で生きている。

 それで、良いんですよ。





 そんな、小さなカラダと大きなココロ、

 いつまでも大事に、大切にしていきたいなぁ、と思います。






 「 子は、親の鏡 」だと、思います。

 



# by Akira-1206 | 2018-10-05 23:28 | こ そ あ ど

子育てって、なかなかやなぁ・・・



 娘は、5歳8ケ月を過ぎた。

 よく、しゃべる。

 意思の疎通も出来る。 

 多少の文字も書ける。

 お絵描きは大好き。

 音楽がかかると、舞踏が始まる。

 自転車も乗れる。

 運動、けっこう、得意みたい。

 なんか、

 出来ること、たくさん。




 でも、

 気遣い、してる。



 夕食が終わり、家内が、紫蘇の実をほぐし始めた頃、

 「 かあちゃん、だっこ。 」

 「 ごめん、いま、できないよ・・・ 」

 「 けちんぼ、、、けちんぼ、、、けちんぼ、、、 」

 「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」

 聞こえないぐらいの音量で、ブツブツ言っている。

 家内が、「 はっきり、言ってよ! 」と、

 もう少し、静かに言えば良いものを・・・

 娘は、余計に、グズグズ言い始める。  
 
 「 うるさい! 」と、僕も、静かに言えば良いものを・・・

 「 こっち、おいで! 」と、やっぱり、静かに言えば良いものを・・・

 【 5歳の子供だよ 】と、もう一人の僕が教えてくれる。

 ハタと我に返り、

 娘を抱き寄せ、

 頭を撫で、腕や足をさする。

 体が冷えていると、ひとは、心が荒(すさ)むから。

 「 『けちんぼ』って、言ってほしくないなぁ 」と優しく促す。

   




 その後、暫くして、薪が爆ぜて、お風呂が沸いた。

 娘と、入浴。

 「 保育園で、誰かに、『けちんぼ』って言われたのかい? 」と訊いてみる。

 「 うん・・・○○くんと、△△くんと・・・ 」

 「 言われて、どんな気持ちだった? 」

 「 嫌だった・・・ 」

 「 じゃあ、とうちゃんとかあちゃんも、言われたら嫌だから、やっぱり、言ってほしく無いなぁ。 」

 「 うん・・・ 」

 「 これから、もし、保育園で、嫌なことがあったら、とうちゃんとかあちゃんに教えてよ。

      ナデナデして、慰めるからさ。 」

 「 楽しいことも、お話してほしいけど、嫌なお話も、お話してほしいなぁ。  ね? 」

 「 うん・・・ 」

 そのあと、頬っぺたを、ポニポニ。

 娘は、へへッと、笑った。




 家庭は、とても小さな『 社会 』だと思う。

 核家族だと、その社会の枠が小さい。

 二世帯、三世帯だと、その多様性は豊富になる。

 現在、そのような点では、我が家は、望ましくないが、核家族だ。

 娘と、家内と、僕と。

 女性二人と、僕自身。

 全てを程よく育てていこうと、いつも考えている。

 もちろん、家内との意見のすり合わせもしつつ。

 





 共存共栄。




 永遠の課題ですね。






# by Akira-1206 | 2018-10-04 22:16 | こ そ あ ど